倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
チンピラがやって来た。

「駄目よ!」

真昼は男を突き放した。

「なんでだよ~!」

男はお預けをくわされて不満げに言った。

「もうこいつはその気なんだよ。」

と、股間を押さえた。

「なら、そこで寝てるタカエを使いなさいよ。」

真昼は冷たく言い放った。

「その後なら、いい事してあげてもいいんだけどな~。」

服を直しながら真昼が言った。
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