倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
ハッ……!

真昼は目を覚ました。

(嫌な夢……。)

真昼は夢でチンピラに触られた体を洗い流すようにシャワーを浴びた。

翌日の夕刊で、タカエが行方不明だと知った。

「あれは夢よ。

私には関係ないわ。」

ピンポーン


その時、ドアのチャイムが鳴った。

ピンポーン

(誰かしら?)

真昼はバスローブを纏い、ドアを開けた。
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