倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
「シラを切る気か?」
男が態度を変えて凄んで飛びかかって来た。

そして真昼を押さえつけ、バスローブの紐に手をかけ、パラリと前をほどいた。

真っ白な真昼の綺麗な体を見た男は、

「綺麗な体をしてるね~。真昼ちゃん、仲良くしようじゃないか。」

その時、男がピストルを落とした。

男が顔を真昼の胸に埋めてきた。

真昼は手探りでピストルを持つと男の頭にあて、一気に引金を引いた。
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