倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
毎朝早朝に目覚めては、胸が張り裂けそうな気持ちが一時間は続いた。

その度に死んでもう会えない人や可愛がっていた動物を思い出して泣きながら祈った。

「こんなのは嫌だ!」

真昼は記憶の中で一番自分が幸せだった16歳へと戻りたかった。

真昼は途方にくれた。

どうしたら願いが叶うのだろう。
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