春夏秋冬~それは奇跡の幸せ
夏~それは笑い声に満ちた季節
転校して2ヶ月が過ぎた。
何も変わらない学校生活。
未だに友達は出来ないが、学校に行くのをためらった事はない。
カラッと晴れた強い日差しを浴びて、草花の匂いが生きる大切さを教えてくれる。
開け放された窓から虫が出入りを繰り返し、自由に空を飛び回っている。
ゆっくりと変わる景色を眺めながら時を刻んでいた。
昼休みになると購買部へ足を運び、必ずひょっこりエビカツサンドと牛乳を購入していた。
その後、誰も来ない屋上でゆっくり口に頬張る。
もう、寂しく思わなくなっていた。
同じ事を繰り返す日々に疲れてしまったのか分からない。
でも、このような平和な日常を過ごせる事こそが幸せなんだと思う。
「ねぇ、私もここ、座っていい?」
いきなり話しかけられ、驚(おどろ)いた僕は頷(うなず)く事しか出来なかった。
「大和君…だったよね。どぉ?この学校には慣れた?」
お弁当の風呂敷(ふろしき)を解きながら話しかける彼女は才色兼備のマドンナ的存在。
最初に嫌気のしないイタズラしてきたのも彼女だった。
今、思うとちゃんと授業を受けなさいと言う意味があったのかもしれない。
何も変わらない学校生活。
未だに友達は出来ないが、学校に行くのをためらった事はない。
カラッと晴れた強い日差しを浴びて、草花の匂いが生きる大切さを教えてくれる。
開け放された窓から虫が出入りを繰り返し、自由に空を飛び回っている。
ゆっくりと変わる景色を眺めながら時を刻んでいた。
昼休みになると購買部へ足を運び、必ずひょっこりエビカツサンドと牛乳を購入していた。
その後、誰も来ない屋上でゆっくり口に頬張る。
もう、寂しく思わなくなっていた。
同じ事を繰り返す日々に疲れてしまったのか分からない。
でも、このような平和な日常を過ごせる事こそが幸せなんだと思う。
「ねぇ、私もここ、座っていい?」
いきなり話しかけられ、驚(おどろ)いた僕は頷(うなず)く事しか出来なかった。
「大和君…だったよね。どぉ?この学校には慣れた?」
お弁当の風呂敷(ふろしき)を解きながら話しかける彼女は才色兼備のマドンナ的存在。
最初に嫌気のしないイタズラしてきたのも彼女だった。
今、思うとちゃんと授業を受けなさいと言う意味があったのかもしれない。