【大賞】六天ニ花雪ノ舞フ
12章 1945年 春
目の前に広がる、
焦土と化した、故郷の町。
全てのものが破壊されつくした、
あの春の日。
あの日、声もなく、
目に焼き付けた、東京の町。
焦土と化した、故郷の町。
全てのものが破壊されつくした、
あの春の日。
あの日、声もなく、
目に焼き付けた、東京の町。