不良の法律~Judge Town~
過去を多く語らないヒサジの悩みは俺には解らないが…。

話題を変えようと思い、俺は調査を始めることにした…。

「じゃあまずはここに居る人間を調べてみる…絶対に定期的に様子を見に来る奴が居るはずだからな」

「でもどうやって調べる??…ここに来る人間何て結構居るぞ」

ヒサジの言うことも最もだ…。

「調べる方法は一つしかない…目線だ」

「目線??」

「あぁ…目線にも幾つか種類があるだろ??…普通の不良はケンカを売る時殺気の籠った目付きになる…女の品定めをする時に殺気を込めるバカ何ていない…だからそれを見極める」

「かなり…無理難題を言ってるぞハヤト」

俺もそれは解ってる…

でも他に探す方法が思いつかない…。

「無理でもやるしかない…取りあえずやってみようぜ」

「しゃあないか…よし!!やるぞ!」

ヒサジも気合い入れて俺の無理難題に取り組んでくれた…。

しかし今日は女の子が新しくジャッジタウンに来る事がなく…結局何も解らなかった…。

翌日…今度はタケシも連れて入口に来た…。
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