不良の法律~Judge Town~
町の中に居る俺らだけじゃ限界がある…。

ミツハルに外から少し調べて貰おう。

「そんな奴等居るのか!!確かにそれは気になるな…じゃあそれが次の新しい手掛かりになるかもしれないと??」

「俺はそう考えてる…ヒサジはどう思う??」

「手掛かりが無い以上無駄に動き回るよりはその方がいいだろう…ミツハルさんに少し任せるか!!」

三人意見が一致したな…。

「じゃあ俺が電話でミツハルに頼んどく!詳しい事が解るまでこの事件の調査はストップだ…それに生活費も稼がないといけねぇし」

マリコの分の生活費は俺が稼がないとな…そんな裕福じゃねぇし俺達…。

バカみたいに酒飲んだり外食してるからな…貯金なんて余り無い…。

バイクも欲しいし…。

「おまたせ!ご飯出来たよ!!」

実に絶妙のタイミングでカレーが出来上がった…。

カウンターには三人分のカレーと綺麗に盛り付けられたサラダが置いてあった…。

「うわぁ!!凄いウマそう!こんなご飯久しぶりだぜ!」

「あぁ!!…タケシがこの前作った水味のカレーとはおお違いだ!」

あれはヒドかった…ご飯より味がしないカレーのルーとか初めて味わったし。

「時間が無くて少し煮込みが足りないかもしれないけど…多分大丈夫だと思う!」

多分かよ…。
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