不良の法律～Judge Town～

「ハヤトどうしたの??…何の用意??」

「ちょっとな…悪い…少し席外してくれないかマリコ…」

この話はマリコに聞かせる訳にはいかない…。

「解ったよ…ハヤトの部屋に居るね!!」

知ってか知らずか…マリコは素直に部屋に帰って行った。

途端に家の中が妙に静かになった…。

エアコン何て俺らの家には無い…夏真っ盛りの今日は気温が30度近い気温まで上がっており、家の中も結構蒸し暑い…。

そんな中…ミツハルは静かに話だした…。

「ハヤトに頼まれてた奴等の正体が解ったよ…まぁ詳しいメンバーは解ってないんだけどね!!どうやらあるサイトに集まった人間で形成された人達みたいなんだわ」

「サイト??」

「うん…どうやらそのサイトを作った人の家族が不良のケンカに巻き込まれて亡くなったみたいでね…同じ様な経験をした人が自分の体験を書き込んでいるサイトがあるんだよ…僕もそのサイトにアクセスしてみたんだけど最近閉鎖されたみたいなんだ…」

「じゃあ関係ないんじゃないのか??」

閉鎖されたって事は何か不都合があったって事だろ??

めんどくさくなったんじゃないのか??