不良の法律~Judge Town~
俺はオカマじゃないんだ…我慢出来る自信はハッキリ言って無い…。

「解ってるよ…でも…いいからこっち来て!!つべこべ言わない!!」

いや…言うだろ普通…。

怪我してる何て完全無視で無理矢理俺をベッドまで連れてきたマリコ…。

「解った!!解ったから少し落ち着け…」

こうなったらマリコが寝た後ソファーに戻ろう…。

つうかシングルベッドに二人で寝る方が窮屈だ…。

「ほら早くベッドに入って…」

仕方ないので俺はマリコと一緒にベッドに入った…。

やっぱり近いな…。

どんだけ距離を開けても身体は必ずぶつかる距離だ…。

反対側を向きたいが俺が寝てるスペースはベッドの右側だ…右足が痛い俺はどうしても左側しか向けない…。

天井を何気なく見詰めていたが…すぐに飽きた…。

眠いのに寝る訳にもいかず…する事が無い…ある意味拷問だ。

マリコはもう寝たかな…。

寝てくれればこの拷問から開放されるんだ…。

顔だけを向けてマリコの様子を見たら…。

ガッチリ目があった…。

「…まだ起きてたのか??」

「うん…起きてる」

…会話終了…。

話が続かない…。
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