不良の法律~Judge Town~
この頃にはもう俺に文句を言う奴はいなかった…。

親も俺を更生させるのを諦め、学校の教師は俺の気に触らない様に接してきた…。

教師の立場があるので手をあげることも出来ず、俺に歯向かったら暴力がやってくる…。

それが解ってるから俺に近寄らないし、見もしない…。

最近の俺は刑事事件を起こしすぎており、次捕まったら確実に少年院行きだ…。

別に他人にどう思われても構わないがケンカが、出来なくなるのは勘弁だった…。

俺はまだ金髪の男にたどり着いていない…。

まだ終われない…。

最近は学校に行ってもケンカが出来ないから余り行ってなかった…。

中学校に上がった時は学校をシメていた上級生などが居て楽しかったが、全員倒してしまった今では、誰もケンカを売って来なくなっていた…。

別に下の面倒を見る気がサラサラ無い俺は学校の頭にもならず、こうして一匹狼をしている。

実につまらない毎日だ…。
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