不良の法律~Judge Town~
「だからサヨが良いならって言ったんだよ!!まだサヨは何も言ってないだろうが!!」
「サヨも…ヒサなら良いよ…」
あまり感情を感じさせない抑揚で…でもハッキリとサヨは返事を返した。
「サヨがO.K.ならヒサジも良いんだよな!!よし決まり!じゃあ頼んだぞ!」
カズヤは新しい学ランに袖を通し…まだ少し戸惑っている俺の肩をガッシリ掴み…
「初登校だから俺はもう行くわ!!サヨを頼むなヒサジ…サヨもちゃんとヒサジの言う事聞くんだぞ!!」
と言い…さっさと学校に向かってしまった…。
さて…どうしようか…。
今までの俺達三人はキャッチボールで言えば、俺とサヨがグローブでカズヤが野球ボールだ…。
グローブ二つではキャッチボールは成立しない…。
当然何を話して良いか解らない…。
そうこうしているうちに学校に行く時間になってしまった…。
「サヨ??…じゃあ行くか??」
「…うん」
俺とサヨは院長先生に挨拶をしてから出口に向かった…。
靴を履いて外に出た時…サヨが俺の手を握ってきた…。
俺はビックリして思わず手を引っ込めてしまった…。
そして思い出した…サヨは学校に行く時いつもカズヤと手を繋ぎながら登校していた事を…。
「サヨも…ヒサなら良いよ…」
あまり感情を感じさせない抑揚で…でもハッキリとサヨは返事を返した。
「サヨがO.K.ならヒサジも良いんだよな!!よし決まり!じゃあ頼んだぞ!」
カズヤは新しい学ランに袖を通し…まだ少し戸惑っている俺の肩をガッシリ掴み…
「初登校だから俺はもう行くわ!!サヨを頼むなヒサジ…サヨもちゃんとヒサジの言う事聞くんだぞ!!」
と言い…さっさと学校に向かってしまった…。
さて…どうしようか…。
今までの俺達三人はキャッチボールで言えば、俺とサヨがグローブでカズヤが野球ボールだ…。
グローブ二つではキャッチボールは成立しない…。
当然何を話して良いか解らない…。
そうこうしているうちに学校に行く時間になってしまった…。
「サヨ??…じゃあ行くか??」
「…うん」
俺とサヨは院長先生に挨拶をしてから出口に向かった…。
靴を履いて外に出た時…サヨが俺の手を握ってきた…。
俺はビックリして思わず手を引っ込めてしまった…。
そして思い出した…サヨは学校に行く時いつもカズヤと手を繋ぎながら登校していた事を…。