不良の法律~Judge Town~
「たまには喰ってみたくなるんだよ!!サヨは嫌いか??」

俺は持っているリンゴ飴にかじりつきながらサヨに聞いた…やべえ…凄い甘いよこのリンゴ飴…。

「…好きだよ…ありがとうね…ヒサ」

サヨがニコッと…愛くるしい笑顔を俺に向けてくれた…。

この笑顔だよ…俺が欲しいのは…。

あまったるいリンゴ飴も旨く感じる…。

この後気合いでリンゴ飴を喰った俺は口直しに焼きそばとたこ焼きとフランクフルトを買ったんだ…。

「ヒサ買い過ぎ…そんなにたべれるの??」

「二人で食べるんだよ!!サヨも一緒に食べようぜ!!」

俺達は適当にベンチに座り込み買ってきた品々を並べた…。

「さてと…サヨは何食う??」

「…たこ焼き食べたい」

「よし!!じゃあ俺は焼きそばとフランクフルトを食うわ…」

この後俺達は祭りが終わるまで楽しんだ…院長先生から貰ってお金を全部使い切って…。

家に帰った時流石に怒られると思ったんだけど…

「全部使ったのかい??だったら私も渡しがいがあるってもんだ!!二人共おかえり…」

と言って、怒る所か褒められてしまった…。

何か違う気がするな…。
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