不良の法律~Judge Town~
俺の直感…俺の知っているカズヤならこんなややこしいマネはしない。

始めから俺は勘違いしていたんだ。

もし俺の考えが正しかったらこの事件…。

「俺の因縁だけが原因じゃないな…俺の過去を知っている。または過去を調べられる人物による策略か…」

今までの事件をまとめよう…レイプ事件が俺達の知らないところで起きていて、単独で調べ出したのが最初だ…。

結局犯人は絞れなかったけど、とあるホームページに行き着いた…。

そのホームページは不良に恨みがある人物が作ったホームページで最近閉鎖になった…。

俺はそれを聞いて変な胸騒ぎを覚えて、孤児院に電話をかけたんだ…。

そしてカズヤが行方不明という事が解り、カズヤが俺をハメようとしている…と勘違いしたんだ。

カズヤの性格を考えると…。

「サヨの元に行くは読んで字の如く…サヨへのお見舞いだ。だからカズヤは俺を探してた…そして知ったんだ。俺がこの町に居る事に…」

カズヤはホームページを作ったんじゃなくて利用していた…そして俺の情報を手に入れた。

そして…この町に来た。

…ちょっと待てよ…と言う事はだ…。

俺はある結論に至った…今回はビンゴだろう。

自信がある…。
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