不良の法律~Judge Town~
俺は病院を出てケンカ地区に向かった…これ以上カズヤを探しても無駄だから。


どうせ…。

「中学生地区には居ないだろうからな…」




タケシはミカと一緒にドライブをしていた…タケシが運転してミカが後ろに座る。

町中を当ても無く適当に走り回っていた…。

そして30分ぐらい走った後…ミカの家の前に止まった。

ここはケンカ地区にある居酒屋とスナックが合わさった様な店…の社宅。

この町では女の子のみバイトが許されている…。

そして働いている子はその店の社宅に格安の値段で済む事が出来るのだ…。

タケシとミカは駐車場にバイクを止め、ミカの家に上がった。

この社宅は複数ワンルームの部屋があり、大体10人ぐらいの人数で寝泊まりしている…。

ご飯は共同キッチンで自炊をし、風呂は共同で使える様な割と大きい浴室がある…。

タカシは何故ミカの家に来たかというと…

「ミカ!!腹減った!!」

「はぁい!!今用意するから待っててぇ」

タケシが腹減ったと言ったので飯を食いに来たのだ…。

少し待つとミカが昨日の残りのカレーを大量に持ってきた。

タケシはと言うと大量のカレーを有り得ないスピードで平らげていた…。
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