不良の法律~Judge Town~
そして飯を喰い終わったタケシは食後の一服をしている…。

「いやぁ喰った喰った!!これで充電完了。後は時間がくるのを待つだけだな…」

「そうだね!!ウチら女子側は今回の事件に関わらない事に決まったから、ウチは家に引き籠もるからね」

「おう!!解ったよ…今回の事件はややこし過ぎるからな。それが一番だ!」

タケシは吸っていたタバコを消して、立ち上がった…。

そして首の骨を鳴らしながら、出口に向かう…。

「俺はハヤトやヒサジみたいに頭は良くないからさ…俺はケンカに負けない事だけ考える!!打倒レガシーとデスだぜ!!じゃあ俺はもう行くよ。全てにケリがついたら迎えに来るから…」

タケシはドアに手をかけながらミカに話し掛けた…。

「解ったよ…頑張って死んで来いダーリン!!」

ミカはミカなりの激励でタケシを応援した…。

「了解ですハニー!!潔く死にに行きますってコラァ!!…じゃな」

「うん…行ってらっしゃいタケシ!!」

ハヤトやヒサジとはまた違った恋の形…お互いを信頼しあえているからこその冗談と軽い別れの挨拶…。

ミカもタケシもまた会える事を信じて疑っていない…。

だから軽い挨拶で事足りるのだ…。
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