不良の法律～Judge Town～

「どうだろうね…もしかしたらバレてるかも。でも俺達の目的の為には今日を乗り切らないと何も始まらない…」

ジンはいつもの中性的な表情でいつもの口調で話していた…。

そう…いつも通り人形みたいな表情で。


「そろそろ時間だ…最初に確認しとこう。この前の借りがあるから俺はゲンと戦う」

やられっぱなしは性にあわないしな…。

「俺はジンだ…奴は俺が倒す」

ヒサジとジンか…見物だな。

「じゃあ俺は……適当に倒すわ!!デスのリュウやレガシーの無口四人衆とかな」

まぁ必然的にそうなるわな…。

「作戦は12時まで待って俺達三人だけなら先手必勝でいこう!!もしかしたらジンやゲンを倒せればケンカが終わるかもしれないし…」

俺もヒサジもタケシの意見に賛成した…。

それ以外作戦なんて建てられないし…。