不良の法律~Judge Town~
人数にして七人…昔から居たメンバーではなく、ここ三か月で入って来たメンバーだ…。

最近は人の出入りが激しかった…新しいメンバーが出来たり抜けたりと…。

その隙に各チームに侵入してきたのか…。

「これで全員だな。コイツ等は俺達で預かる…何か異論はあるかジン??」

銀次は人数を確認した後、ジンに確認を取っていた…。

「無いですよ…銀次さんの好きにして下さい」

ジンはヤケにアッサリと銀次に任せた…。

「何か意外だな!!食って掛かって来ると思ってたんだが…」

どうやら銀次も意外だったらしい…俺も同じ意見だ。

あんな拷問紛いな事をしたくせに、アッサリ過ぎる…。

「元々俺とゲンの目的はレガシーやデスの中に忍び込んでいるネズミを追い出す事だからね…目的を達した今、コイツ等にこだわる理由はもう無いんですよ…」

ジンの目的が組織内の裏切り者を見付ける事…。

って事はあれか??

「…じゃあジンはそれだけの為に抗争を始めたのか??」

裏切り者を見付ける為とはいえ、こんな大事にしないとダメだったのか??

他に方法何て幾らでもあるだろうが…。
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