不良の法律~Judge Town~
銀次とも話をしてみたいが、一番気になるのはこれだ…。

事件の真相…ジンが言っていた小細工が通じない相手。

恥ずかしい話だが俺には検討もつかない…。

「解ったよ!!後日ちゃんと時間を作って話す。僕もハヤト達には聞いてもらいたいしね…取りあえずみんなは病院に行こうか!!」

その後俺達は重傷なメンバーを連れて、病院に向かったんだ…。

何故かドラゴンと呼ばれている人が、俺達の後について来たが…。

銀次やミツハルはと言うと、携帯で何処かに連絡を取りながら、犯人の関係者らしい人物達を何処かに連れて行く手配をしていた…。

無事病院に着いた俺達だったが…。

「メッチャ混んでるな…」

病院にはすでに、入り切れないぐらいの人数が駆け込んでいた…。

「まぁ仕方ないな…取りあえずタケシが一番重傷だから、タケシだけでも病院に入れて貰おう!!後は他の病院に行くか自分でどうにかしよう」

仕方ないので俺は回りのメンバーに指示を促した…もちろん異論がある奴は居なく、それぞれが散り散りに行動を開始した…。

「済まねぇなみんな…申し訳ない」

ヒサジに肩を借りているタケシは、不甲斐ないと自分を責めながら謝っていた…。
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