不良の法律~Judge Town~
うちの店の定員の大半は、若者で構成されている…。

別に店長が狙った訳ではないのに、うちのバイトの面々がイケメン揃いだったのだ…。

しかも、マモルの様な軽い感じの定員ばっかなので、お姉さま方も簡単に連絡先を聞きやすいのだ。

そんなこんなで、うちの店は大繁盛。今日も閉店まで人が途切れる事がなかった…。

後片付けも終わり、俺が着替えているとマモルが俺に声をかけてきた…。

「今日カズヤの家で飲もうぜ!」

「俺の家で飲むのか?…別にいいよ」

普段はマモルが俺を家に呼び飲んでいるのだが、今日は俺の家に来ると言いだしたのだ…。

別に断る理由はない俺は、マモルの誘いを受け入れた…。

「じゃあさっさと行こうか!そういえばカズヤの家行くの初めてだったな…実に楽しみだ」

「俺の家は普通だよ。マモルの期待に添える様なものは何もないよ…」

マモルはそれでも楽しみの様で、かなりわくわくしているみたいだ…。

俺の着替えをせかた後、先に店の外に出て行ったマモル…。

俺も着替えを終わらせると、店を後にした。





「ここがカズヤの部屋か…結構綺麗にしてるんだな」

「そうか?割と普通だと思うけど」

コンビニで買い物を済ませた俺達は、俺の部屋に辿り着いた…。

結構な量の酒とツマミを買ってきたが、宅飲みなので大した値段にはならない。

俺達は適当に定位置に落ち着くと、酒を飲み始めた…。
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