不良の法律~Judge Town~
俺が寝てる間にこんな会話がされてるとも知らず…俺は人前で初めてだらしなく寝ていた…。

よく朝俺は二日酔いかと思いきや特に気怠い感じもなくスッと起きれた…。

ただもの凄く喉が渇いていただけで水分と適度なトイレで体調はバッチリだった。

どちらかと言えばミツハルの方が体調悪そうだった。

あの後閉店までいたらしく、寝たのが朝方らしい…。

だがチェックアウトの時間があるから俺はミツハルを蹴り倒し無理やり起こしてやった…。

「ぅわぁっ!!何するんだよハヤトぉ…蹴ることないじゃないか…」

「いくら揺すっても起きないからだろうが…さっさと準備してジャッジタウンに向かおうぜ」

俺は早く行きたいんだよ…。

昨日あんな話をされたからな…俺が不良デビューかどうか証明してやる!!

ハヤトは珍しく心の中でだが闘志を燃やしていた…。

その後ミツハルの準備に時間を取られたが無事チェックアウトをすませ、俺たちはジャッジタウンに向かって…。

町中を抜けて昨日と似たような道を走り、途中温泉街を通り抜けると…異様な場所があった。

広大な土地にその場所を囲むような高いフェンス…道は今走ってるこの一車線の道路しか見当たらない。
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