不良の法律~Judge Town~
新たな出会い
「そういえば手続きって言ってたけど…そんなもの必要なのか??」

「まぁね!!形だけでもいまどれぐらいの人数がこの町に居るか調べないといけないからさ」

そんなもんなのか??

ちょっと待てよ…。

「俺何にも手続きしてないけど大丈夫なのか??」

ミツハルだけじゃなく俺も必要だろ…。

「ハヤトの分は僕が書いといたから大丈夫だよ!!…それに正確に言えばまだハヤトはジャッジタウンの住人じゃない」

「どういう事だ??」

まだ住人じゃないって…何か条件があるのか??

「ちょっと待って…ひとまず駐車場に車入れてくるからさ」

ミツハルは町の入口に近い場所にある立体駐車場に車を止めた…。

「おまたせ…ここは一応この町の分岐点!ハヤトは中学生だから左にある中学生地区しか今は出入り出来ない!だからこっちだね」

ミツハルは左方向を指差してから歩いていった…。

「色々聞きたい事はあるけど…まずまだ俺がこの町の住人じゃないってどういう意味だ??」

さっきの言い方からして何か条件がある言い回しだったよな…。

「それはね…条件は一つだけなんだ…自分の家を持つ事!!」

「…はぁ!?」

何だそれ…。

正直意味が解らない…。
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