不良の法律~Judge Town~
今まで色んな奴等がヒサジを誘ったらしいがみんな断られたらしい…。

それを知ってたタケシに止められたがダメ元で頼んでみた…。

すると意外にも…

「…いいぜ」

と軽く承諾。

聞いた俺が拍子抜けするぐらいあっさりと…。

そして俺達は一緒に暮らしている…。

どうして一緒に暮らしてると聞かれたら生活の為だ…。

一人で家賃や食費を切り盛りするのは結構厳しい…。

だから一緒に暮らすことにしたんだ…それに一人よりも三人の方が楽しいしな…。

俺は昔に比べたら結構変わったと思う…。

普通に笑う様になったしそれなりに喋る様になった気がする…。

タケシ曰く…

「日常に満足出来たら自然に笑う様になるもんだ!!お前は自分の殻に閉じ籠っていただけ!!」

と笑い飛ばされた…。

そうかもしれない…俺はこの町が最高に居心地が良い。

気が合う友達…。

強い奴等とのケンカ…。

俺が求めていた物が全てこの町にはあった…。

でも…時折凄く虚しくなるんだ。

心にポッカリ穴が空いたみたいに…。

激しい乱闘をした後や仲間と酒を飲んで騒いだ後とか…。

何故か最高に楽しんだ後には必ず変な虚無感を感じる。
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