不良の法律~Judge Town~
調査開始
「はぁ…また告白出来なかった」

今は日も暮れて夜だ…。

帰ってくるなりタケシがカウンターのイスに座りながらうなだれている…。

スナックを改造した家だからカウンターもちゃんとあるのだ。

「だからそんなに後悔するなら何で告白しない…チャンスはいっぱいあったろ…」

ヒサジが心底呆れながらタケシに聞いていた…。

「だってよ!!…あの大きい瞳に見られると決意が鈍るんだよ…ヒサジも解るだろ??」

「わかんねぇな…結果何て言ってみないと解らないんだし…今の俺ならどんな状況でも告白する」

ヒサジらしいな…。

「今のって!?」

するとタケシが今の言い方に引っ掛かったんだろう…ヒサジに聞き返した。

「まぁ色々あるんだよ…所でハヤト…ミツハルさんの相談って何だったんだ??」

ヒサジが話題を変える為に俺に話題を振ってきた…。

「あぁ…その事で二人に相談がある…ちょっとこっちに集まってくれ」

俺の真剣な顔にタケシがだらしない表情から真剣な表情に切り換えた…。

普段はふざけているがタケシは俺らのチームのリーダーだ…。

ちゃんと別の顔を持っている…。

二人が集まった所で俺はミツハルに聞いた話を二人に話した…。

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