子供じゃない。
渋々といった感じを装った。

えりかとこうして歩くのは久しぶりだ。

公園がみえた。

ぼくとえりかの家の真ん中くらいにある公園。

この公園で遊んだんだ。

変わった物も多いけれど、この町内はあまり変わっていない。

ただ、大きく見えた公園も今では見落としてしまうくらい小さな公園だった。
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