幸せ旅
とある存在
「今、思ったんだけど。奈々の家の人心配してない?」
「さっきしたから大丈夫だよ♪」
「良かった。でゎお風呂入って寝ますか♪」
何か嫌な予感……
予感は当たるもので、お風呂でも斗騎ちゃんは元気だった。
「もぅ…ダメ。立てない」
「ひ弱だな奈々は」
そぅゆぅ問題かな?
斗騎ちゃんは私を抱っこしてベッドに運んでくれた。
次の日の朝
「奈々?」
斗騎ちゃんの綺麗な顔が私を覗いてる。
「ぅ…ん」
「奈々、起きれる?」
「うん」
「おはよう♪」
眩しい笑顔の斗騎ちゃん。
「おはようございます」
何故か敬語に。
何か恥ずかしい。
「顔真っ赤だよ♪」
嫌味たらしく言う。
「堪らないね♪」
と、言ってベッドに私を倒した。
「と…斗騎ちゃん!?」
「大丈夫大丈夫♪まだ時間有るから♪ジャンジャンバリバリいけます」
朝からグッタリの奈々に朝からスッキリの斗騎ちゃんでした。