幸せ旅


「奈々?どうしたの?」


解ってるクセにムカツク

「帰る時間だよ?立って♪」


「無理かも」


「しょうがね〜な〜♪」


ヒョイッ


「ふぇっ!?」


お姫様抱っこされてる。


「斗騎ちゃん駄目!?恥ずかしいよ」


って、話してるのに廊下に出てエレベーターの前まで来ちゃったよ。
てか、人が居るし、メッチャ見られてるし。
ハズイ///肩に顔を埋めるしかないし。


クスクスッ♪
笑った!?カップルに笑われた。


「斗騎ちゃん、降ろしてぇ///」


「歩けないって言ったの奈々だろ?」


「斗騎ちゃんのせいじゃん!!」


プッアハハハハ♪


「大笑いされてるぜ奈々のせいじゃん!!」


「ごめんなさいね、若いなって思って」


「付き合いたての私達みたいだなって♪」



「あの頃は若かったな」


「ねぇ〜♪」



カップルと下まで降り入り口で別れた。



「俺達もあぁなりたいね♪」


「うん♪そうだね」








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