幸せ旅


「あっ、私男なんです。性同一性障害で」



「君が、羅葡の言ってた娘か。じゃぁ、すまなかったね。水澤家代表として謝るよ」


「そんな事してもらうためにココに来た訳じゃないですから頭あげて下さい」



「ありがとうよ…それから、羅葡とずっと友達でいてくれるかの?」



少し寂しそうな顔をした
その時、



「まさお!!なにしてるの?皆待ってるよ?」



「孫の友達が来てるって言うからな♪ワシが直々に」


「黙れ老いぼれめ、そうゆう事は親である僕の役目なんです。羅葡ちゃんいい友達が出来て良かったね♪」


「何の話してたんだ?」



「まさおとパパさんが「はっ!?さっきから何言ってるの穂波?」



孫とかパパとか、どう見たって…。


「あぁ、紹介がまだだったね?僕は羅葡ちゃんの父親のセナです。それで、まさおは羅葡ちゃんの曾祖父だよ。バンパイアは寿命が永いからね…」



若いにも程がある。



「彼氏とかかと思った」



「ガハッハッハッ♪良かったじゃないかセナよ?」



パパさん泣いてるよ!!





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