ダメだった頃のアタシ
小学生のあの時 未来が分かっていたら
きっとアタシはあんな事していなかった
この後悔は 結婚してシンヤに話すまでのおよそ20年度々出て来ては アタシを苦しめた
アタシの身体は 悲鳴をあげていた
原因は何なのか 分からないが毎日毎日 頭痛が酷くて 吐く日もあった…
朝も夜も酒を飲んで 男とも会って 煙草も馬鹿みたいに吸っていた
ある日 風呂に入ってたら身体のムダ毛を剃るカミソリが目に入った
アタシはそのカミソリの刃だけを取り出し 身体に傷を付けた
血が少しだけ滲んで お湯に溶けていく様が見えた
言葉では表現しきれないけど なんだか面白かった…