先生にキス〈2〉
「いえ、こちらこそありがとうございました。でも、少し遅くなってしまって…。ご心配おかけしてすいませんでした。」



「いいんですよ!あまり気になさらないで下さい!綾月先生が一緒でしたから、何も心配していなかったです。」




え…


全く心配してなかったの!?



「そうおっしゃって頂けると嬉しいです。それじゃあ、これで失礼します。和丘、またな。」



「はい。さようなら…。」


あの、お母さん向けの爽やかな笑顔や謙虚な姿勢が、絶対的な安心感をもたらしてるのかなあ…?



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