タイムマシン


この時の私は
一生懸命
笑おうとしてたけど
まだまだ
心は不安定で
ちょっとしたことで
崩れそうになってた



学校へ行ったら
皆の私を見る目が
怖かったり



蔭でコソコソ
噂をする人がいたり



絢子がずっと
一緒にいてくれたから
何とか普通にしていられた



体を動かした方が
何も考えずにすむからって
絢子に引っ張られ
部活にも出た



バレー部の皆は
何もなかったように
私を迎えてくれた






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