タイムマシン
あ~
何て言おう?
どうやって渡そう‥
そう思っていると
「なぁ‥友子はお守りくれないの?」
「えっ‥」
海渡くんにはいつも
名字で呼ばれてたから
Wびっくり!
「今‥何て‥」
びっくりしてる私に
「俺さ‥友子のこと好きなんだけど。友子‥好きな奴いるって言ってたけど‥俺じゃダメかな?」
海渡くんの言葉に
放心状態の私
驚きのあまり
すぐに言葉が
出てこない
「やっぱり‥ダメか?」
私は慌てて首を振った
「ダメじゃないよ‥だって‥私の好きな人は海渡くんだから‥」
今度は海渡くんが
驚いてる
「ホントに?」
「うん!」
私の返事を聞いて
海渡くんが
「良かった!」って
小さな声で言った