白いジャージ4 ~先生とlove life~
★先生目線★
―先生目線―
涙が止まらない。
急にさ、目の前に昔の直が現れて……
俺に話しかけてくるようだった。
高校2年のまだ幼かった直が、今の俺に語りかけてくるんだ。
まだ俺が直を『矢沢』と呼んでいた頃。
俺が自分の気持ちを抑え切れずに、告白してしまった夜。
直は、俺に手紙を書いていた。
その手紙を、その時もらうんじゃなく、何年も経った今もらうっていうのは、とんでもなく感動する。
タイムスリップしたみたいな。