白いジャージ4 ~先生とlove life~



「じゃあ、俺は下でコーヒーでも飲んでるから、3人でゆっくり話してて」



先生はこういう気遣いができる人。


自分の旦那さんなんだけど、尊敬しちゃう。



「ありがと。龍とたっくん来たら一緒に上がって来てね」



依子とゆかりと私の3人は、かわいい赤ちゃんを眺めながら、幸せを感じていた。



「名前考えてる?」



「まだ。候補が多すぎて、決められなくて…… 龍は、漢字三文字の名前が良いんだって。自分が一文字だから、長い名前に憧れるらしいんだ」




依子の横顔はすっかりママの顔だった。



依子の病室に戻り、椅子に座った。


何となく部屋はミルクの匂いがして、私とゆかりは依子のおっぱいだねって笑った。




先生が買ってくれたプリンを食べた。


依子は、昼までは元気がなかったみたいだけど、夕方からすっかり元気になり、食欲も沸いてきたようだ。



プリンを食べ終わったのは、依子が1番最初だった。





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