白いジャージ4 ~先生とlove life~
「お待たせしました」
運ばれてきたカラフルなデザートに、ゆかりの表情が明るくなった。
「おいしそう!!ちょっと味見させてね」
「うん。私もちょうだいね」
ゆかりの為に何ができるだろう。
私はいつもゆかりに助けられてきた。
ゆかりがいたから今の幸せがある。
「何かできることあれば言ってね。結婚したからって遠慮しないで!夜中でも電話して来てね」
私は杏仁豆腐を口へ運ぶ。
ゆかりは、オレンジのジュレをスプーンにのせた。
「え~!でも、エッチ中だったらって考えるよ。新婚だし!」
「そんなこと気にしないで!先生とは毎日一緒にいられるから。ゆかりとは滅多に会えないから心配だよ」
ゆかりは、わかったわかったと言って私の口にさくらんぼを入れた。