白いジャージ４ ～先生とlove life～

ゆかりがマイクを持って、私と先生の紹介をしてくれた。


高校時代私がどれだけ先生に夢中だったか、面白く説明してくれた。


「直は、先生のどこが好きかって聞くと、永遠に答えられると思います。高校時代1番面白かったのが、『先生の剃り残したヒゲが好き』って言ったことです」



昔を知らない会社の同僚達は、大笑いしていた。


先生は、恥ずかしそうに顔を押さえて、ひげを触った。




バイキング形式の食事を楽しんだ後、ゲームコーナーが始まった。


龍とたっくんが考えてくれたというゲーム。



「では各テーブルから男性ひとりずつ出てください」



７人の男の人が私の前に並んだ。


私は目隠しされ、何が何だかわからず、立っていた。





「では、直ちゃんには大好きな旦那様の手を当ててもらいます！」