白いジャージ4 ~先生とlove life~
「無理しているつもりはなかったけど、無理していたのかも知れないな。ごめんな。直に心配かけたくないって思ってやっていたことが余計に直を心配させていたんだな」
いつものお風呂タイム。
足の指で直の体をツンツンしてみる。
直は俺の足をガシっと手で掴み、怒った表情を作る。
「そうだよ!!心配したいの!!もっと甘えて欲しいんだよ。だって、先生はもうひとりじゃないから」
「そうだな、ごめん。直の前でちょっといい顔しちゃってたな、俺。胃が痛くなるなんてなぁ。教師1年目に同じくらい痛かったことがあるけど、あの時は甘える相手がいなかった。今は直がいるから甘えられる」
俺は目を閉じて、直からのキスを待つ。
お風呂の中でのキスは、音が響いてちょっと興奮する。