白いジャージ4 ~先生とlove life~
「これからはひとりで悩むなよぉ。何の為に俺がいると思ってんの?」
「先生…… 惚れちゃうよ」
「抱いてやろうか?」
「先生ならいいかな…… なんて」
少しすっきりした表情のたっくんの頭をバシっと叩く。
いつになるのかわからない。
今すぐ迎えには行けないとたっくんは言った。
自分なりにしっかりと考えて、納得が行くまで悩めばいい。
きっとな、中田はいつまでも待ってくれているよ。
だけど、あんまり遅くなるなよ。
中田を早く幸せにしてやってくれ。
俺は直が大事だから、悩んでいる直を見るのも辛いから。
-先生目線END-