白いジャージ4 ~先生とlove life~
脱げかけたバスローブをきちんと着せて、先生にタオルケットをかけた。
「んん…… 」
寝言を言う先生を写真に撮る。
私は寝る準備をして、電気を消した。
大きなクイーンサイズのベッドの端にそっと寝転んだ。
ベッドが少し揺れて、先生が寝返りを打つ。
先生の左の腕が私の肩に触れた。
私はその手をぎゅっと握りしめ、目を閉じた。
「和人……愛してるよ」
先生の手の甲にそっとキスをした。
電気を消すと、窓からの夜景がもっと美しく見えた。
疲れているはずなのに、結婚式の余韻が残っていて興奮しているせいか、なかなか眠れなかった。
「なお……」
かすかに目を開けた先生と目が合った。