白いジャージ4 ~先生とlove life~
「先生、もう胃の具合は大丈夫?」
「ああ。直のおかげで復活。だから……直を抱いちゃう」
もう私の体はすっぽりと先生に包まれて、動くこともできない。
目だけきょろきょろ動かして、先生のかわいい表情を見る。
「いろいろあったな。まだ2ヶ月も経っていないのに。直を泣かせちゃった」
先生は私のおでこに自分のおでこをピトってくっつけた。
「幸せだよ。私…… 一緒に暮らすことがこんなに楽しいなんて。夫婦っていいね」
先生はおでこをくっつけたまま、キスをした。
「そうだな。俺も舞い上がってたよ。結婚してからは……」
先生は甘えた声でそう言って、私のまぶたに唇をそっと近づける。
「たっくんも、中田のことがどれだけ大事か気付いた。きっとあのふたりは大丈夫だ。金森も変わった。新婚旅行のやり直しも実現するし…… だから、久しぶりに……」
ソファに押し倒された私は、足をバタバタさせて抵抗したけど、先生は強引にキスをした。
「ひ、久しぶりじゃ……ないよね?」
「ん?何?」