白いジャージ4 ~先生とlove life~
「ロマンチック~!!」
私は、ガラス張りのバスルームの中から、ベッドに寝転んだ先生に手を振った。
「エロチックだな。俺、夜まで待てないかも」
湯船につかる真似をしてみると、ベッドに寝た先生と目線の高さが同じになった。
「直、おいで」
もしかして先生もうスイッチ入っちゃったのかな。
「直、聞こえてるだろ?」
手招きする先生。
低い声にドキドキしちゃう。
私はバスルームの窓を開け、先生の待つベッドへ流れ込む。
「新婚旅行って最高だな」
「うん。楽しいね。幸せ……」
先生はスイッチが入ったわけではないようだ。
優しく腕枕してくれて、顔をくっつけて幸せを噛みしめた。
「先生、今何時なんだろう?」
「う~ん。何時だろう」
部屋にある時計を探す先生。