白いジャージ4 ~先生とlove life~



俺と直はホテルからタクシーで家に向かった。


俺と直の『愛の巣』??




俺にとっては、ずっと住んでいた自分の家なんだけど、今日から直と一緒に暮らすと思うと、違う場所のように感じる。




「ただいまーー」


直は、俺達の家に入ると嬉しそうにそう言った。





「今日から、ここが俺と直の家だな」



「うん!!」




一緒に選んだ新しいベッド、新しいテーブル。



俺が選んだ直のエプロン。



直が好きそうなピンクの花柄。



「先生、これ私の?」



「ああ、裸にエプロンやってくれるんだろ?」



直は、俺の背中をバシっと叩いて、隣の部屋へ駆け込んだ。



どうやら、本気にして、照れたらしい。





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