白いジャージ4 ~先生とlove life~
「戦争は何があってもしちゃいけない。改めてそれを感じることができた」
先生は、空を見上げた。
その視線の先には、たくさんのかわいい生徒達がいるんだろうな。
日本で先生を待っている生徒達。
本当に先生のホームルーム素敵だから。
こっそり忍び込みたい気分。
「じゃあ、今からは楽しむぞ」
先生は私の手を引っ張って、走り出した。
街を散歩しながら、写真を撮ったり、店に入ったりした。
夕食までまだ時間があるので、部屋でゆっくりすることにした。
エレベーターの中で、先生が特大のあくびをした。
「あぁぁあ~」
涙目になる先生。
「疲れたね。ちょっと昼寝でもしようね」
先生は、寝かせるわけないだろと言って、私の肩に手を回した。
でも、目がトロンとしていて疲れた表情をしていた。
朝から予定がぎっしり詰まっていたからね。
ベッドでマッサージでもしてあげようかな。