危険な同居生活
チャブ台を挟み、俺とミサさんは向かい合うように座る。
改めて、女性(天使)と二人ってのは気まずい。
今まで、こんなに自分の部屋を見た事があっただろうか……
と、思うぐらいに視線が定まらないでいる俺。
白い壁に画鋲で貼られた一枚の紙に、何度か視線を向けていた。
『ロケット』
達筆な字で書かれた文字。
街の露店で、無理矢理買わされた事をなぜか思い出した。
ミサさんを放置し、俺は、一人の世界に浸ってしまっていた。
改めて、女性(天使)と二人ってのは気まずい。
今まで、こんなに自分の部屋を見た事があっただろうか……
と、思うぐらいに視線が定まらないでいる俺。
白い壁に画鋲で貼られた一枚の紙に、何度か視線を向けていた。
『ロケット』
達筆な字で書かれた文字。
街の露店で、無理矢理買わされた事をなぜか思い出した。
ミサさんを放置し、俺は、一人の世界に浸ってしまっていた。