危険な同居生活
今日は、パーマをあてに美容院に行ったはずが、美容院から出ると



俺は、なぜかパーマンになっていた。


なんか、損したような得したような変な気分。



まっ、そんな事はどうでもいいや。


もう一度、美容院に戻り、パーマンセットを店員さんに返して、俺は蒸し暑い外へと出た。



しかし、暑い。ありえないぐらい暑い。


肌身離さず持ち歩いている漢字ドリルを日傘代わりに、頭に乗せて家に帰ろうと歩き始めた。



5分後、



俺の体は、アイスクリームのように溶けていく。
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