危険な同居生活
今、俺は瞳を閉じて、正座で大人しく待っていた…


つもりだったんだけど、大人しく、冷静に待っていられる状態ではなかった。



「着替え終わりました。瞳を開けて下さい。」



台所の前で、ミサさんの生着替えが行われていたんだから。


服をプレゼントするなり、ミサさんは、俺の目の前で、早速着替えようとした。


それを慌てて止めて、今に至るわけで…。
着替え終わるまで、部屋の外で待つって選択もあったんだけど。


ミサさんの合図を聞いて、俺は、ゆっくり瞳を開けた。


そして、背中の方にいるミサさんへと向こうと体を動かすと、



一瞬にして、俺は天国に行けそうなぐらいに舞い上がった。


「どう、ですか?」


恥ずかしそうにモジモジするミサさんの姿は、とても可愛くて……


それに、ミニスカから伸びる細くて、白い脚が、なんとも言えない気持ちになる。
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