ジェネシス(創世記)
モン国王は市民による反乱を防ぐために、太政大臣サルに命じて、市民から刀を取り上げる「刀狩り令」を発した。

農地を測量し区画を割り当てる、「検地」を実施した。地質学者のイノウは、海岸部を歩き続けて「地中海・アラビア半島」の地図を作成した。エルサレム市内に「緯度・経度原点」を設置し、各地に標準点が設けられた。

 モン国王は、河川敷の面積を測量するのに、「とりつくし法」を活用した。長いヒモを使い、長方形・正方形・三角の形をたくさん描いて、より正確に近い数値を求めた。

「微分積分」の計算方法がさらに発展したことで、川の氾濫に悩まされることが、少なくなってきた。

 モン国王は、「州制度」を確立させた。一二士族の土地を区切り、民間人から一人の「州知事」を選出した。民主主義を基本とし、地方自治制度が発達した。

 家族制度を重んじ、市民全員に「住民登録」を実施し「住民基本台帳法」を充実させた。これにより、税金の徴収が確実のものとなった。滞納者には、重加算税が課せられた。
 
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