ジェネシス(創世記)
契約の箱の中には、「モズの石板」と「古典聖書である羊皮紙」が納められていると言われる。また、モンの隠された「財宝の地図」もあると噂されている。

開封できるのは、三人の神官だけだ。「主」はなぜ、こんな大きな聖櫃を作らせたのだ。戦火に見舞われたら、どうやって死守するつもりだ。二枚の石板ごとき、なぜ守る必要がある。

 私は夢を見た。この契約の箱には、目に見えない「全宇宙の種子」が奉納されているらしい。その種子を安置させるために、「主」はユダ人に作らせたのだ。

聖書や石板や地図などは、どうでもよいのだ。守るべき物体は、この「種子」なのだ。箱が壊れたら、また作ればよい。この種子とは、どんな形をしているのだ。箱が強奪されたら、どうなるのだ?

「主」には、「父さん」がいて一一人の兄弟姉妹がいるようだ。特に四番目の子供の存在が、重要なようだ。「父さん」とは何者なのだ? 

四番目の子供とはだれなのだ。「主」はユダ人と契約を結び、子孫の繁栄と土地を与えた。その見返りとして、ユダ人に何を求めるのだ。

四番目の子供こそ、もしかして「主」のことではないだろうか?
 
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