も死。


「気のせいだよな…。」


あいつは呟いて、写真を見つめていた。




いつの間にか写真たてのガラスに、水滴が落ちていた。




「俺、付き合い方とかわかんなくって…、ずっとあんな態度だったけど…」


ごめん。


あいつは呟いて、疼くまっていた。




俺…。


俺は思わず涙が出た。




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