蝶々結び
コンビニの自動ドアが開いて、創太も外に出て来た。
「七星、どうしたん?」
「創太……」
「……もしかして、昨日の事で落ち込んでるん?」
「うん……。それもあるけど……」
あたしはそこまで言って、小さく笑った。
「俺……七星の笑顔はめちゃ好きやけど、そういう笑顔は好きちゃうわ……」
「えっ……?」
「無理に笑った顔が一番可愛くないねんぞ!今のお前、変な顔やで!」
「そう、だよね……」
毎日毎日悩んでばかりだし、今のあたしはきっと酷い顔をしているんだと思う。
「何かあるんなら俺が聞いたるから、無理すんな!」
「うん……」
「ちゃうねんやったら、否定してくれてええねんけど……」
俯きながらも返事をすると、創太はそう前置きをしてから小さく息を吐いた。
「七星、どうしたん?」
「創太……」
「……もしかして、昨日の事で落ち込んでるん?」
「うん……。それもあるけど……」
あたしはそこまで言って、小さく笑った。
「俺……七星の笑顔はめちゃ好きやけど、そういう笑顔は好きちゃうわ……」
「えっ……?」
「無理に笑った顔が一番可愛くないねんぞ!今のお前、変な顔やで!」
「そう、だよね……」
毎日毎日悩んでばかりだし、今のあたしはきっと酷い顔をしているんだと思う。
「何かあるんなら俺が聞いたるから、無理すんな!」
「うん……」
「ちゃうねんやったら、否定してくれてええねんけど……」
俯きながらも返事をすると、創太はそう前置きをしてから小さく息を吐いた。